落下注意

140文字じゃ足りないこと

やらかし

人間は完璧じゃないのでやらかすことだってあるんですが、その時の心の動き方って大体みんな一緒なんじゃないかなと思います。以下考察。

 

第一段階:絶望期

やらかしたという事実に深く絶望し、検索履歴が「自殺 楽」とかで埋まる。お酒に逃げるなどしてとにかく辛い現実を忘れようとやっきになり、そのことがまた己を苦しめるという悪循環にハマる事も多々ある

期間1日~3日ほど

 

第二段階:正当化期

やらかしから立ち直り始め、自分のしたことを矮小化したり正当化したりすることによって傷を浅くしようとする。それはそれで必要な行為なのですが、都合の良いように心情を捏造することが癖になると真面目に問題と向き合うということが出来なくなるので注意。

期間3日~1週間ほど

 

ここまではおよそ万人に共通する√で、次から分岐するように思います。

 

αルート:フラッシュバックシンドローム

自己正当化しようとするも良心の呵責・罪悪感から逃れられず第一段階よりも深く苦しむことになる。でもここでしっかり受け止めることができれば後々一番成長するのはこのルートな気がします。

 

βルート:喉元過ぎれば

自己正当化に成功(?)やらかしたことを忘れ将来痛い思い出として語る、そんなルート。多くの人が辿るのはこちらではないでしょうか。勿論いつまでも引きずり続けるのは良くないことですが、完全に過去と割り切ってしまえば学習しない人の完成なのでさじ加減が大切です。

 

γルート:ハンドメイドなディストピア

αの発展形ですね。自身を責めすぎて折れてしまったパターン。自身喪失する程度ならまだいいですが、最悪の場合自殺したりしてしまいます。

 

εルート:俺は悪くねえ!

βが一歩進んだ形と言えましょうか。自己正当化が度を過ぎて自身の失敗の原因を他者に探し始めます。願わくばこうはなりたくないですが、案外陥りやすい道なので気をつけねばなりませんね。

 

やらかしたあとの対応(?)って本人の資質にもよりますが、周囲の環境もそれと同じくらい重要だと思います。

まずそもそもやらかさなければそれに越したことはないのですが、願わくばやらかしたあとは立ち直り、そして受け止められるだけの強い心を持ちたいものです。

目指せ超人ツァラトゥストラ